ヨウ素に関するQ&A
ヨウ素に関する質問情報を掲載しています。用語解説については「ヨウ素」をご覧ください。
2011年03月26日
Q.質問
放射線科医・技師は放射性ヨウ素(ベータ線)が分かってないでしょ?.放射性ヨウ素などが放つベータ線がDNAを壊す力(電離作用)は、レントゲンのガンマ線(X線)の約100倍以上も強力です。このことは放射線科医・技師ならば百も承知していることですが、決して口に出すことはありません。ベータ線のDNA破壊力を恐れているからです。そもそも、放射性ヨウ素で甲状腺をやられたチェルノブイリの子供たちを、長期にわたって診察した臨床経験など、日本の放射線科医・技師にはありません。ごく一部の専門病院では、ベータ線を使う医療行為も細々と行われてはいますが、それもベータ線の強力な「DNA破壊力」を利用する治療法であって、「人体のDNA修復能力」を利用する治療法ではありません。(マーカー用途はありますが)つまり、ベータ線の照射量と照射期間に対して、DNA修復の度合いをどれぐらい見込めるのか、患者の体を診察しながら観察・評価した臨床経験など、日本の放射線科医・技師はまったく持ち合わせていないのですね。ですから、いつもCTスキャンやレントゲンのガンマ線(X線)ばかりを扱っている放射線科医・技師たちが、不慣れで怖い怖いベータ線(放射性ヨウ素)のことを語るなどということは、オーブン料理しか経験のない料理人が、強力なガスバーナーを使う料理法を説明するようなものなのです。チェルノブイリの子供たちを、長期にわたって診察した臨床経験があるわけでもない、チェルノブイリの疫学統計を調査分析したわけでもない、もっぱらガンマ線(X線)ばかりを扱っている日本の放射線科医・技師は、どうがんばってもベータ線の臨床経験・医学的知見が足りません。それなのに、福島原発の件で放射性ヨウ素(ベータ線)の危険性を問われると、まるで臨床で実際に見てきたかのように、なにもかも心得たような顔をして、「人体にはDNA修復能力があるから大丈夫」とか言い放ってしまう、そんな調子の良すぎる態度の人々が放射線科医・技師には多いように見えます。みなさんはどう思われますか?
2011年04月10日
A.回答
一部は、あなたのおっしゃる通りです。しかし、パニック防止等のために、分かっていても言えないのが現状でしょうね。ちなみに、放射線は、β線だけ危険というよりも、 放射線そのものが危険、という認識が重要だと思います。プルトニウムのα線も怖いです。また、中性子線も怖いです。γ線だって、X線だって、陽子線だって・・・・・怖いという認識が重要です。因みに、γ線とX線は、発生源が違います。原子核の励起状態から安定状態になるとき、制動放射としての発生ですね。その他、波長や物質透過力で違います。しかし、規制値越えで安全なんて言えません。あなたの言う通り。確かに、テレビ等に出てくる方は楽観論が多いです。色々な理由がありますが。パニック防止とか、原発推進してきたとか、スポンサーに配慮とか。難しい問題ですね。なにせ、今回は、チェルノブイリ時と違い、近くに大都市があります。人類史上はじめての経験になるわけですね。量的にいえば少ないと思いますが。私はレベル6と思っていますね。
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